(改)TUMIのナイロン 強度・防水性など

2007年3月
くじくじさんからTUMIのナイロンについてコメントを頂きました。
お返事が長くなりそうなので、再び記事にしてみます。

先日、銀座の直営店に懸案のホイール付きバッグの偵察に行った折に、「ナイロンリフレッシャー」なるメンテ剤を購入してまいりました。
早速、常携の26021に施行してみたのですが、こちらの方は「少し寝ボケ気味だった黒色が少し蘇ったかな・・・」程度の効能で余り有用性を感じませんでした。
「これなら雑巾の水拭きでも・・・」
と感じたところで疑問に思ったのですが、TUMIのバッグの防水性能というのはどの程度のものなのでしょうかねえ?

以上です。
ありがとございます。
既に退役しているTUMIのバッグを引っ張りだしてナイロン生地をほどいてみました。
(このバッグは、もっと他の箇所も傷んでますけどね。)

この頃の金具や生地は現在の物より強度や質感が低かったのだな・・と思ったりして。さて、ナイロンを編みこんだ構造自体は変わっていない事を頭において、ビニール生地一枚プリントの鞄と比べ防水性はあまり高くないと思います。

今までの経験で言えば、普通に傘をさして歩くくらいの使用条件で、傘から垂れた雨粒・横からの雨粒が鞄の中身を塗らす事は無かったと思います。しかし少し生地が湿った感じになる。
一度、靴の中がカポカポ鳴る程の台風雨の中、傘をさして肩にかけたTUMIと共に仕事場へ行った事がありましたが、その時はファスナー付近の書類が少し水を吸ってました。ファスナーを使った鞄なら当然と言えば当然ですね。最近は止水ファスナー(YKKのアクアガード等)を使ったアウトドアブランドのバッグも見られますね。

こんな写真ばかり載せて、TUMIを応援しているのか貶しているのか・・・。
応援しているつもりなんですけどね。
今までポーターやグレゴリーのバックパック、ミステリーランチのショルダーバッグ等、用途は違えど使ってみて毎日擦り切れるような使い方をしたナイロン生地の頑丈さではTUMIが一番だと感じています。

kusunoki
関西在住 写真撮影とガジェットが好きな男性・ Foreign Exchange(FX)も