購入から概略
2005年8月頃に購入した26031に付属のショルダーストラップ。2020年現在の仕様とは随分違います。購入してから6年目にショルダーストラップのみを購入し交換、古いストラップを工具を入れる電工バケツにセットして、移動する時に肩にかけて使っていました。
そして本日をもって使用できなくなったと判断し御役御免となりました。
一部以下のリンク記事に購入して3か月目のストラップの一部写真があります。
(改)(26031)のポケット<3か月後レビュー>
購入後15年目のショルダーストラップ
では、現状です。
ストラップ部のカラビナ部の塗膜が剥がれています。カラビナとしての機能に問題はありませんが、綺麗に輝いていた時から比べると明らかな経年劣化を感じます。
ナイロンベルトは紫外線による退色が見られます。ベルト自体の裂けやほころびはありません。
パットの表面のレザーについてバッグ本体から切り離した後は、クリームを塗る等のメンテナンスをせずに使っていました。退色していますね。
パットの裏面は、滑り止めの塗料があった箇所が全て剥がれ落ちています。この時期のTUMIをお持ちで「何だか肩に黒いゴマみたいなものが付いてるな。」と感じた方は塗膜が劣化して剥がれたものが原因でしょう。
次の写真は、綺麗な写真ではない為、興味のある方だけ御覧ください。
廃棄を決断した劣化
今月に入り急にパット部分が分解し、中のウレタンクッションが見えます。
パット部の構造は、こんな感じでしょうか。
裏側|滑り止め塗膜>ナイロン>薄いシート状の層>ウレタンクッション>薄いシート状の層>ナパ風レザー|表側
パット部の端側の縫い目が肩に接触して擦り切れたのでしょう。
日本一使用期間が長いTUMIのショルダーストラップだったかもしれませんね。
表と裏を貫通した2列の縫い目がある為、ウレタンクッションが中からは飛び出していません。
もっと早く廃棄しても良かったと思いますが、どこまで使うとバラバラになるのかと興味があった為、今日まで使っていました。