TUMIのメンテナンス・クリーニング

TUMIクリーニングとメンテ

TUMIのナイロン生地のメンテナンスについて私の方法を紹介してみます。
メンテナンスをきちんとすれば、長く使える相棒になってくれると思いますよ。

“洗う” ”洗い方” ”洗濯”と検索されて、こちらのサイトを見るかたもいらっしゃいます。くれぐれも汚れをクリーニング用の布に移すイメージでお手入れする事をお勧めします。

準備

バッグの中身を全て出して紛失しないように、大きめの紙袋等に入れておきます。
その辺に置いておくと、一つ二つ行方不明になります。(ペットを飼っている家は特に)
掃除機等でバッグの中のホコリ汚れを掃除しておきます。

ナイロン部の下処理

ナイロン部を古タオル等の布で、お湯拭きしてアラ汚れを取ります。
特にバッグの底部は床や机の汚れが付着しやすい為、丁寧に。
ナイロン部で頑固な汚れを発見した箇所は温度が高めのお湯を付けた布でポンポンと生地を叩き、汚れを布に移していくイメージで処理します。まだ汚れがあるようでも次にクリーナーを使う為、汚れ箇所だけ覚えておいて一旦、鞄の水分を乾燥させます。

ナイロン部のクリーニング

TUMIから提供されている4種類の製品のうち
私のナイロンバッグの場合は、ファブリック・クリーナーを吹きかけて布で拭きとります。

TUMI製の4製品の紹介について

  • ファブリック・クリーナー
    外部ナイロンファブリック用のクリーナー
    主素材:水、界面活性剤、潤滑剤 他
    高さ:13.3cm 幅:4.4 cm 奥行き:4.4 cm 容量:118M L
  • ハードサイド・クリーナー
    ハードケース専用のクリーナー
    主素材:水、界面活性剤、潤滑剤 他
    高さ:13.3cm 幅:4.4 cm 奥行き:4.4 cm 容量:118 L
  • レザー・クリーナー
    TUMI製品用のレザー部用のクリーナー
    注意:「レザー・クリーナーの使用に適さないレザーの種類がありますのでご注意ください」と但し書きあり
    TUMIのレザーは製造年度により種類が変わります。
    主素材:水、界面活性剤、潤滑剤 他
    高さ:13.3cm 幅:4.4 cm 奥行き:4.4 cm 容量:118M L
  • レザー・コンディショナー
    TUMI製品用のレザー部コンディショナー
    注意:「レザー・クリーナーの使用に適さないレザーの種類がありますのでご注意ください」と但し書きあり
    カルバナワックスが含有されています。ヤシ科のカルナバヤシの葉から採取されるワックスで、ワックス自体は天然素材をメインにしています。
    主素材:水、界面活性剤、潤滑剤 他
    高さ:13.3cm 幅:4.4 cm 奥行き:4.4 cm 容量:118M L

「適さないレザーの種類云々の注意書き」は、どのメーカーのメンテナンスキットにもだいたい書いてあります。汗や油分を吸ったレザーなのか新品なのか、カビが生えてしまっているのか等で溶剤の反応が変わりますから、あくまでユーザーの責任でメンテナンスをお願いします。

トゥミ ファブリック・クリーナーについて

2005年現在 私の場合、お試しで匂いを嗅いでみたらTUMIのクリーナーの匂いが合わなかった為、一般のクリーナーを使う方法でクリーニング等を行っていました。

先日(2020年8月)、トゥミ りんくうプレミアム・アウトレット店に行った時にトゥミのファブリック・クリーナーを購入したので方法を変えました。使ってみると匂いは気になりませんでした。

トゥミ ファブリック・クリーナー

トゥミ ファブリック・クリーナー
キャップを外すとスプレータイプになっています。 距離をある程度開けてスプレーしてください。

注意:一カ所に大量に吹きかけない事が大事です。内側には使わないでください。

トゥミ ファブリック・クリーナー3

TUMIの製品の多くはアジア圏特に中国で製造されている事が多いのですが
これはアメリカ製ですね。

レザー部のクリーニング

レザー部には2種類のクリーナークリームを使っています。TUMIのナイロンバックの革部分に、どちらを使っても問題はありませんでした。

[コロンブス]ブリオ Brillo レザーコンディショニングクリーム

まず鞄の修理屋さん等でも紹介されているコレ。
ほとんどの革製品に使えるので、今は使い切ってますが追加購入します。
気を付けないといけないのは、一度にたっぷり塗らない事。少しを布にとって薄く薄く塗るほうがいいと思います。(TUMIの革メインのバッグには試してはいません)

5分程してから全体をカラ拭きします。

[コロンブス]  オールインワン レザーセラム

2つ目は、液体に近いクリームでボトルに入っています。
ちょっとアロマ風の香りがしてムムムとなりましたが、塗ると匂わなくなりました。薄く塗りやすくて重宝します。(TUMIの革メインのバッグには試してはいません)

オールインワン レザーセラム

塗りやすいかわりに、思ったより沢山出てしまう事があります。

トゥミ革メンテナンス1

(このバッグは5年9か月目のALPHA 2 26109D2E)

くれぐれもつけ過ぎないようにしてください。
写真ではタオル生地で全体にしみ込ませてる状態で、この後で目が細かい布で馴染ませとカラ拭きしました。
革が毛羽立ちしているように感じたりポロポロ黒いカスが落ちるようになっている状態で強くこすると悪化します。

トゥミ革メンテナンス2

カラ拭きした後は、こんな風になりました。

トゥミ革メンテナンス3ハンドル部も同じようにメンテナンスしました。一番劣化が早いところですね。
ハンドル部については、個人のクリーニングのレベルでは補いきれないレベルになりつつあります。手の油と汗の塩分を毎日しみ込ませている為、どうしても劣化が早くなります。

梅雨期間は防水スプレーを吹きかける

これは必須では、ありません。
TUMIのナイロンバッグも革部分がありますから、こちらを使っています。
今のところ問題ありませんが、ソフトレザー用となっています。
ナイロンをメインとしたバッグへの使用は、自己責任でお願いします。

日陰で干す

風通しのいい日陰に、ピンチハンガー等でバッグの底部4角を留めて、逆さ吊りの向きにして干します。シワが出来るだけ出来ないように内側から、クリーニング店でもらった針金ハンガー等で支えても良いでしょう。

kusunoki
関西在住 写真撮影とガジェットが好きな男性・ Foreign Exchange(FX)も