2012.07.02
免税で購入いただけるのは、日本に住所を持たない、旅行中の方もしくは非定住の方です。
(購入の際、パスポートが必要です。)
対象は、本国に持ち帰り、個人使用を目的とする製品に限られ、日本国内にて贈答・消費するものは対象外です。
購入金額合計10,001円以上で消費税10%が免除となります。注:2016年5月1日より、免税対象の最低購入金額が「5,000円以上」に引き下げられました。
また、税関でパスポートと購入製品の提示が求められます。
引用:TUMI公式ページ
(改)直営店にてalphaをチェック
2008年4月
直営店を少しのぞく事ができたので、TUMIのコアラインがシリーズについて チェックしてきました。
・全体に軽量化が図られたとの事。 (ナイロンの編みこみ方法も変更されたが、強度は維持していると説明されました。)
・ファスナーの両端が革のパッチで補強されている。
・金具類がガンメタ色から、つや消し黒に統一されている。
・フロントポケットに革パッチが縫い付けられている。
・PCを入れるバッグ内側のデザインも若干変更されていました。 今回の変更で注目点は僅かですが軽量化でしょうね。 ユーザーからTUMIのブリーフはナイロンなのに重いという意見があったのかな。
(改)TUMI製のアダプタで製品回収!
2007年8月
今回は残念なお知らせです。実は発表自体は平成17年4月だったのですが、見落としていました。
公式ページのトップにリンクされて始めて気がついたというお恥ずかしい話。
トップページのリンクが続いているという事は、4月発表から現在まで回収が思い通りに進んでいないという証明です。
チェスナットという茶色っぽい色のラインが追加されたというお知らせから比べれば小さい扱い。
TUMIに愛着を持ち応援するが故に、製品に問題があった場合の対応は迅速にしてもらいたいと願います。
エレクトリック・アダプター(品番14360)
モデム/エレクトリックキット(品番14361)
上記の2種類の製品にて回収すると発表がありました。
該当製品を使用されている方はご注意下さい。
TUMIの発表はこちら(公式ページのお知らせはリンク切れ)
企業が製品やサービスを提供する時に、100パーセントの完全は有り得ません。
基本的な性能や質についてTUMIは、かなり高いレベルだと思っていますし
毎年のように改良されていく姿勢も好感を持っています。
ただ、TUMIを持ち上げてばかりではブログを見て購入された方に申し訳ないので今後のTUMIついて品質を含めて注目していきたいと思いました。
この記事は2007年当時のアナウンスですので、現在のご使用のTUMI製品について修理等がありましたらこちらのページを参照してみてください。
TUMIの日本語表記について
TUMIを10年以上愛用されているというKさんから
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日本語表記では「テュミ」または「チュミ」と発音するのが世界標準です。
正しい読み方をひろげてくださいね_(._.)_
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というメッセーッジを頂きました。
私は、日本公式ホームページや直営店で配られるペーパーには「トゥミ」と表記されている事から本ブログでも「トゥミ」と書いていたのですが、実際の発音とはかなり違うようですね。
メールの交換でKさんから更に詳しい情報が寄せられましたので殆ど全文を公開させてもらいます。
(Kさんへ:ブログに書く事を了承していただいておりますが、もし不都合な点があれば修正させて頂きます。)
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日本の代理店が(おそらく日本人に合わせて)フリガナをつけたのが誤りの元。
日本でポピュラーになる前からの愛用者としては、非常に違和感あります。
元来が神様の名前ですから、勝手に読みを変えるのはどうかと思いますね。
ま、勝手にといえば白人がアルファベット/英語に置き換えたのも勝手ですが……
ヒンズー語やベンガル語にもアルファベットにするとtumiという単語があって、
「テュマイ」とか発音されています。
また人名にもありますが、発音はやはり「テュミ」や「チュミ」ですね。
「テュミ」と「チュミ」は発音としては同じで、日本語表記の違いです。
発音記号に近づけて、もっと正確に表記すると「チィュミ」って感じでしょうか。
楽器のチューバや管を意味するチューブと同じで、トゥーバやトゥーブじゃ
気持ち悪いですよね?
ま、間違いではないが耳を信用するなら誤りであるってことです。
TUMIの本社の人間は明らかに「テュミ」や「チュミ」の発音でしたから。
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TUMIの本社の方の発音なので「テュミ」や「チュミ」がよりTUMIの発音として近いのでしょうね。
ちなみに「ツミ」だとタカ目タカ科ハイタカ属に分類される鳥類となるそうです。日本最小のタカらしいですね。
日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動 ”ツミ”
さて、本ブログでの表記ですがトゥミという表記が日本では一般的である事と、今からこのブログだけで表記を変えても混乱してしまうので「TUMI」というアルファベット表記をメインに使っていこうかと思っています。
Kさん、メッセージありがとうございました。
(改)壊れたトローリーケースについて(TUMIではない)
2007年5月
再度このムックからネタを拾ってみます。
最近よく見かけるようになったトロリーケース。つまり車輪が付いていて引いて歩けるバッグですね。トローリーまたはキャリーの後にケースやバッグをつけて表記している場合もあります。
TUMIでは4ウィール・キャリーオン等と表記するコレクションが多い。ラゲージカバー(24インチ)のようにホイールが付いているのにキャリーのワードが無いものもあります。
ムック本ではファッションとして持ち歩く人が増えたとありましたが、私個人としては必要に迫られた人が使うものだと思っています。
しかし気を付けないといけません。ごく小さなビニール製の2輪トロリーケースを若者が引いて歩いているのを見ると、回りの歩行者の邪魔になっている事があるからです。
回りの歩行者(老人や子供等は特に)に気を使って使うならいいんですけど得意になって引いて歩く物じゃないような気がして・・・・。こんな事を言う私も4輪タイプのトロリーケースを持っています。駅構内や空港内で引いて歩く時は扱いに注意しています。
さてトロリーケースには4輪と2輪の2種類があり、どちらにするか?
- 2輪タイプの特徴
長所 車輪の構造が単純である為、車輪部が破損しにくい。(結構重要)TUMIはハンドルも強固である。
短所 自分の後ろにケースを斜めに持つ体勢となる為に、4輪に比べ腕に負担がかかる。又、後を歩く人の邪魔になりやすい。(駅構内等では本人以外に迷惑に思っている可能性あり) - 4輪タイプの特徴
長所 2輪タイプに比べ、腕に負担がかからず、自分の真横に寄り添わせて歩く事が出来る。直立した状態で移動する為、周りの人の邪魔になりにくい。前後左右、回転が自由である事は、様々な場所での移動に役立つ。
短所 2輪タイプに比べ複雑な構造で破損しやすい。飛行機の積み下ろし作業は、一般の方が思うより、ずっと乱雑で海外等では飛行機からゴミ収集用のバケットのような所へ放り投げるところもあるくらい。殆どのブランドでハードケースの商品しかない。2020年7月現在は、ソフトケースタイプでも4輪が増えてきました。車輪がある下部フレームを強化していますね。
そして私が使っている(正しくは使っていた)4輪トロリーケースについてです。
会社で購入したケースを、重い仕事道具を運ぶ時に使っていたのですが、がっつり壊れてしまいました。
自分で購入するなら、あれこれ考えて決めるのですがね。
もちろん私の使い方がタフ過ぎ、段差を超える時に設計より大きな力がかかった為の破損だと理解はしています。壊れた様子はこちら。構造に?マークの箇所ありなんです。
ある大手メーカーのハンドルフレーム部がスッポリ抜けてしまっている。
ハンドルを上下に調整するボタンが握り部の下に付いている為、段差を乗り越える時などに押下してしまう。
ハンドルフレームを内部で支持するのが内側のストッパー(一番上の写真の白い部分)だけになり、強度がかなり落ちるようだ。
つまり設計された強度は、ボタンを押さない状態で設定されたものだったんだろう。
最後にトロリーケースは、大抵の場合空港では手荷物にはならず預ける事になると思う。
ターンテーブルから何時になっても出てこないロストバゲッジという状態になってしまう事だってあるので、困るものは手荷物用のバッグに入れておく事をお忘れなく。
又、旅なれた知り合いがRIMOWAのスーツケースにスーツケースベルトをつけていました。
「万一乱雑に扱われて壊れても、中身が飛び出てしまわないように・・・」との事。
成程ねと思うんだけど少し面倒です。
(改)鞄についてのムック本
2007年5月
鞄スタイル (No.1) (ワールド・ムック (627))
こんなムック本が少し前に発売されています。
ムック本は大抵、メーカーの公告が挟まっていて、そのメーカーの提灯記事が沢山載っているもんです。
このムックもある程度そうなんですが、なかなか鞄好きにも読ませる内容になっています。
豊岡が日本最大の鞄産地だという記事や、鞄供養の記事なんか面白い。
特にTUMIについては「TUMI進化論」とお題を付けて特集されていました。
TUMIに1995年に入社してからデザインに大きな影響力を発揮しているティム・フェイトン氏のインタビュー記事は珍しいんじゃないだろうか。
記事の中での写真ではオレンジ色のシャツにウォッシュ加工されたジーンズという服装でかなりカジュアルなのに、LXTコレクションのラグジュアリーな点を熱心に語るティム氏が印象的だ。
ここでティム氏への一ユーザーからのお願い
LXT等の高級路線・カジュアルなT-tech等の商品を増やすのも良いですが
一番基本のブリーフケースをこのまま正常進化させてアメリカ国内と日本等の外国の価格差をもう少し縮めて欲しいです。
ティム氏と言えばトヨタのオーリスTUMI特別仕様車が発売されています。
スペシャルサイトAURIS × TUMI Special Site を見るとクリエーターズ対談という記事のリンクがありティム氏が登場していますね。
読んでもらうとわかるんですがティム氏はデザイン担当副社長だったのです!
その対談でのティム氏の発言を少し引用させてもらいます。
「もちろん、アメリカでもビジネスパーソンの定番であり、ステータスでもあります。やはり、アメリカのビジネスパーソンのライフスタイルを大きく変えましたね。現在コアとなっているユーザーは、長年ご使用いただいているロイヤルなユーザーがとても多くて、「TUMIフリーク」という言葉も生まれたぐらいです。」
私のアメリカで仕事をしている友人からのTUMIの評判は”タフなバッグ”という感じだったんだけど・・・。
ステータスだとか思って持ち歩いた事が無いので、もう少し物をしっかり運ぶ道具としてのTUMIを印象づけてくれたほうが嬉しいな。
特別仕様車自体はT-techのデザインをイメージした特別装備が満載という感じです。車の買い替え次期だとして購入候補に上がるかと言えば、今のところ無いですね。オーリスという車に特に不満があるというわけではありませんが、TUMIの内装に囲まれて運転したいと思わないんです。不思議ですね。
Ducatiコレクションでは、バイクメーカーDucatiのイメージをTUMIのバッグに取り入れました。クールで印象的だったと思います。で・・・・例えばトヨタコレクションを作ろうとしてトヨタのイメージをTUMIのバッグに取り入れて成立するだろうか。トヨタはカローラからレクサスまで幅広いラインを持った巨大企業のイメージがあり、プリウスを除けば無難なデザインで広くユーザーを獲得する巨人というイメージなんですよね。
私としてはTUMIのブリーフバックのガシガシ物を入れてしっかり運べて鞄を持つ満足感もある点から、SUBARU的な印象があるんだけど。
今後、新たにビジネス向けの洗練されたナイロンバッグブランドが参入し、アウトドアブランドの堅牢で疲れにくいビジネスバッグも増えていくとTUMIのブランドイメージの軸を何処に置くか難しい舵取りが必要になりそう。
(改)TUMIの歩み(大まかに)
-成り立ち(公式ページ・伊藤忠商事株式会社ページ・書籍等参照)
–1975年 チャーリー・クリフォード(チャールズ・J・クリフォードと表記している例もあり)により設立。彼が青年平和部隊のボランティア活動に参加した時に興味を持った偶像の神のナイフにちなんで名付けられ、コロンビアから皮革のダッフルバッグの輸入を開始したのが始まり。
注) 神の事をTUMIと呼んだわけでなく、インカ文明とインカ以前の文明で使用されていたいけにえ儀式用のナイフの事をTUMIと呼称
The Tumi is the sacrificial ceremonial knife used by the Incas and pre-Inca civilizations.
–1983年 TUMIの代表的な製品となるバリスティックナイロン製の231 デラックス・ガーメントバッグを発表。強度のあるナイロンに目をつけたのが独創的でしたね。
これが今のTUMIの流れを作ったようです。
–1997年 スリング・サスペンション・システムのコンピューターケースを発表。雑誌等では紹介されていても、まだ日本には並行輸入品しか無かった頃ではないでしょうか。「テュミ」または「チュミ」が発音として近いようですが、日本への紹介時にいつのまにか「トゥミ」と呼ばれるようになってくる。
–1998年 伊藤忠商事株式会社とエース株式会社と米国「TUMI(トゥミ)の三社で日本における正式な販売開始。ラゲージコレクション「Generation 3」発表される。
–2000年 従来品1.5倍の強度のトゥミ・フュージョンZナイロンを開発 日本に直営店が出来る。
–2002年 カジュアルなラインの T-Tech 発表
–2003年 6月 伊藤忠商事株式会社とエース株式会社と米国「TUMI(トゥミ)の三社で日本法人の株式会社 トゥミジャパンを設立し販売強化。一般のビジネスマンが肩にかけているのを見かけるようになりました。又、ブリーフケースのジェネレーション4.0を発表。
–2004年 4月 トラベル&ビジネスコレクションのT3を発表。
–2004年 9月 カジュアル展開のFLOWを発表。iPod等の収納に便利、マンダリナ・ダック等のバックに影響されたのだろうか?この頃から柔らかい路線の商品が増えてきます。
–2005年 2月 ラゲージのジェネレーション4.0を発表。シルバーっぽい色のアロイが追加されました。
–2005年 3月 女性用モデル SIGNATUREを発表(持ってる人を見かけた事がないですが)。
–2005年 7月 バリスティックナイロン製ビジネストートコレクションのCourier(クーリエ)発表。
–2005年 8月 ブリーフケースコレクションのジェネレーション4.4を発表。みんなが知っているTUMIのイメージはこれが基本でしょう。
–2005年 10月 レザーブリーフコレクションFormula T発表。私は、この頃からTUMIがよりラグジュアリーというか高級感があるブランドを目指しているような印象をもちました。
–2006年 1月 カジュアルなコレクション T-tech Pulse発表。T-techはカジュアルだと強く印象付けたいのだな。
–2006年 2月 Ducatiコレクション発表。オートバイメーカーDucatiとのコラボレートモデル。Ducati乗りには良いんだけど、トヨタの車に乗っていたりして、このバッグを持ってたらどうなんだろう。ちゃんとライセンス契約を結んでいます。販売が好調なら続編が出されるのか?
–2006年 8月 TUMIとして最高級ラインのLXTコレクション発表。細部までこだわったコレクションです。私個人の好みから言えば、生地がキャンバス風だったりして思い切りタフに使えないので選択する事はありません。しかし、スーツで相応の相手と会うような事が多いビジネスマンにはクールにきめられて良いでしょう。また同時期にSandoというデイバッグコレクションも発表されました。
–2007年 春 TUMI SPORTSコレクション発表。直営店限定アイテムなのでネット格安店で購入する事は困難だと思います。
–2007年 5月 カジュアルなオールレザー デイバッグコレクションのCanyonが登場。柔らかいタンブルレザーを使用しています。ヒップバッグ等は上手く服と合わせるのが難しい。おじさんぽく見える事もあるので要注意アイテムか?
–現在、独自の特許とスタンスを持つブランドに成長しています。トラベル&ビジネスコレクションのT3からT-techへコレクションのイメージを引き継いでいる模様。
–2016年 3月4日 サムソナイト・インターナショナルにより、トゥミ・ホールディングスが買収されました。評価額は約18億ドル(約2000億円)。日本経済新聞によると「サムソナイトは自社の販売網を活用し、トゥミが手薄だったアジアや欧州市場への展開を強化する。」との事。これはTUMIにとって大きな動きです。
–2020年 6月 しばらく最新のTUMIを追いかけていない間にビジネスバッグ界も大きく様変わりしました。何よりBRIEFINGというブランドの広がりが顕著です。別ページで書いたほうが良いでしょうが、BEAMS等のセレクトショップ内にも専用の売り場を確保される等、TUMIの顧客のいわゆるビジネスマンより広い世代に受け入れられています。
TUMIも確実にライバルブランドとして商品開発をしていると思います。