(改)壊れたトローリーケースについて(TUMIではない)

2007年5月

ムック本

再度このムックからネタを拾ってみます。
最近よく見かけるようになったトロリーケース。つまり車輪が付いていて引いて歩けるバッグですね。トローリーまたはキャリーの後にケースやバッグをつけて表記している場合もあります。

TUMIでは4ウィール・キャリーオン等と表記するコレクションが多い。ラゲージカバー(24インチ)のようにホイールが付いているのにキャリーのワードが無いものもあります。

ムック本ではファッションとして持ち歩く人が増えたとありましたが、私個人としては必要に迫られた人が使うものだと思っています。
しかし気を付けないといけません。ごく小さなビニール製の2輪トロリーケースを若者が引いて歩いているのを見ると、回りの歩行者の邪魔になっている事があるからです。

回りの歩行者(老人や子供等は特に)に気を使って使うならいいんですけど得意になって引いて歩く物じゃないような気がして・・・・。こんな事を言う私も4輪タイプのトロリーケースを持っています。駅構内や空港内で引いて歩く時は扱いに注意しています。
さてトロリーケースには4輪と2輪の2種類があり、どちらにするか?

  • 2輪タイプの特徴
    長所 車輪の構造が単純である為、車輪部が破損しにくい。(結構重要)TUMIはハンドルも強固である。
    短所 自分の後ろにケースを斜めに持つ体勢となる為に、4輪に比べ腕に負担がかかる。又、後を歩く人の邪魔になりやすい。(駅構内等では本人以外に迷惑に思っている可能性あり)
  • 4輪タイプの特徴
    長所 2輪タイプに比べ、腕に負担がかからず、自分の真横に寄り添わせて歩く事が出来る。直立した状態で移動する為、周りの人の邪魔になりにくい。前後左右、回転が自由である事は、様々な場所での移動に役立つ。
    短所 2輪タイプに比べ複雑な構造で破損しやすい。飛行機の積み下ろし作業は、一般の方が思うより、ずっと乱雑で海外等では飛行機からゴミ収集用のバケットのような所へ放り投げるところもあるくらい。殆どのブランドでハードケースの商品しかない。2020年7月現在は、ソフトケースタイプでも4輪が増えてきました。車輪がある下部フレームを強化していますね。

そして私が使っている(正しくは使っていた)4輪トロリーケースについてです。
会社で購入したケースを、重い仕事道具を運ぶ時に使っていたのですが、がっつり壊れてしまいました。

自分で購入するなら、あれこれ考えて決めるのですがね。
もちろん私の使い方がタフ過ぎ、段差を超える時に設計より大きな力がかかった為の破損だと理解はしています。壊れた様子はこちら。構造に?マークの箇所ありなんです。


ある大手メーカーのハンドルフレーム部がスッポリ抜けてしまっている。


ハンドルを上下に調整するボタンが握り部の下に付いている為、段差を乗り越える時などに押下してしまう。

ハンドルフレームを内部で支持するのが内側のストッパー(一番上の写真の白い部分)だけになり、強度がかなり落ちるようだ。

つまり設計された強度は、ボタンを押さない状態で設定されたものだったんだろう。
最後にトロリーケースは、大抵の場合空港では手荷物にはならず預ける事になると思う。
ターンテーブルから何時になっても出てこないロストバゲッジという状態になってしまう事だってあるので、困るものは手荷物用のバッグに入れておく事をお忘れなく。
又、旅なれた知り合いがRIMOWAのスーツケースにスーツケースベルトをつけていました。
「万一乱雑に扱われて壊れても、中身が飛び出てしまわないように・・・」との事。
成程ねと思うんだけど少し面倒です。

kusunoki
関西在住 写真撮影とガジェットが好きな男性・ Foreign Exchange(FX)も