(改)TUMI(トゥミ)の検索傾向

久しぶりの手荷物日記です。
グーグルでの検索の傾向を表示するサービスに、Google Trendsというのがあります。
キーワードを入力すると過去2年間で世界中のGoogleにおいて検索されたボリュームが表示されるのです。複数の語句を比較することも可能。
ここまで書くとTUMIが、どの程度の人気なのか気になるでしょう?

Google Trends 母国語別(Languages)にも表示できるので試してみて

全世界で”tumi”検索

地域別でバングラデシュ等が上位になるのはベンガル語で”tumi”が”君”という意味だからでしょう。
歌にしても映画にしても”君”というワードは強いのです。


アメリカ合衆国のみで”tumi”を検索

TUMIとBRIEFINGを日本で比較5年間
TUMIとBRIEFINGを日本で比較5年間
検索だけで言えば、まだTUMIが優勢です。雑誌等での扱いは少し違いますが。

TUMIとBRIEFINGを日本で比較5年間(キーワード)

BRIEFINGが大都市圏で強いのがわかります。


TUMIとBRIEFINGを日本で比較1年間

TUMIが、やや下降しています。
TUMIは年齢層が高いビジネスマンのビジネスバッグ需要が大きい為、コロナショックの最中に新しいバッグを購入して会社へ出社とならないからですね。
BRIEFINGはカジュアル系統も強さがあるんでしょう。
基本的に”tumi alpha3”の検索ワードが多い事からも、リモートワークが増えるとTUMIは少し苦しいんじゃないだろうか。



と・・・ここまで見ていて、TUMIは頑張ってるじゃないかと思われたでしょう。しかし・・

TUMIとBRIEFINGを日本で比較1年間 別パターン

検索キーワードを”ブリーフィング”と日本語にしてみると2019年の後半からTUMIのほうが、やや下なんです。


TUMIとBRIEFINGを日本で比較1年間 別パターン2

地域もブリーフィングが全国区になってきています。
そしてTUMIがビジネス路線での検索キーワードに集中しているなか
ブリーフィングは幅広い検索キーワードで検索されていますね。

検索キーワードではバッグブランドだけに限定されずに「状況説明」等の本当の意味も含まれる事も考えないといけませんね。競合ブランドとの戦い方をどうするか注目していきたいところ。

私はTUMIのバッグだけを使っているわけではなく、状況に応じて使い分けています。
今後TUMIと対比させながら紹介していけたらいいな。

kusunoki
関西在住 写真撮影とガジェットが好きな男性・ Foreign Exchange(FX)も